第一赤道儀室
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「国立天文台三鷹キャンパス」の記事における「第一赤道儀室」の解説
1921年に建設され、1927年にカール・ツァイス社製の赤道儀が設置された。鉄筋コンクリート造の2階建て、建築面積は50平方メートル。設計は東京帝国大学営繕課による。 赤道儀は口径20cm、焦点距離359cm。現在の赤道儀システムとは異なり、速度調整機構付重錘式時計駆動という方式で、重力により赤道儀内の錘が下に下がることを利用している。現在となっては珍しい木製のドームである。 1938年から61年間、太陽の黒点観測に利用された。 2002年2月に登録有形文化財に登録された。
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