重錘式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 09:13 UTC 版)
「じゅうすいしき」と読む。最も広く用いられているタイプで、滑車とつりあい錘(すい)の量によって架空線の張力を調整する。 日本では、架線に繋がる小滑車と錘に繋がる大滑車の2つが同軸に固定され、吊架線とトロリ線を一組の錘で引っ張る方式が取られている。それぞれの線の張力に差をつける場合は、2組のターンバックルと天秤式のヨーク(yoke)で調節する。 一方ヨーロッパでは、吊架線とトロリ線を二組の滑車と錘で別々に引っ張る方式が広く見られる。
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