端末単体機能の利用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/13 09:59 UTC 版)
近年の携帯電話は、カメラ・ゲーム・テレビ・音楽再生など多彩な機能を備えているため、白ロム(ないし灰ロム)でも通話・通信と無関係にデジタルガジェットとして利用することができる。ただし、最近の機種では、このような目的で契約後即解約されるのを防ぐため、解約するとこれらの機能が使えなくなるものもある。既に所有権の譲渡が行われている個人所有の物品への行為としては、財産権の観点から異論があるため、NTTドコモなど、インセンティブ分離によって端末代金を確実に回収できるようになったことに併せ、ワンセグテレビに対する制限を取りやめたキャリアも存在する。auについても、カメラ、メーラー、アドレス帳など、EZアプリを除く機能は原則として利用可能としているが、ソフトバンクモバイルのように、UIMカード未挿入の場合、依然として電話帳等を含め全ての機能の利用を許可しないキャリアも存在する。このため、ソフトバンク端末については、解約に伴いUIMカードを返却する前に所要の操作を行っておかない限り、個人情報消去のような作業すらも行えなくなるため、十分な注意が求められる。ただしiPhoneにおいてはこの限りでない。
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