立方晶ジルコニア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/18 19:54 UTC 版)
ジルコニアにイットリウム、カルシウム、マグネシウム、ハフニウムなどを、4パーセントから15パーセント程度添加した安定化ジルコニアは、立方晶安定化ジルコニア、あるいは単に立方晶ジルコニア(英語版) (cubic zirconia, CZ) と呼ばれる。 立方晶ジルコニアは、モース硬度が8から8.5とコランダム(サファイヤ、ルビー)に次いで硬く、また、ダイヤモンドと同程度の高い屈折率を持つため、宝飾品に用いる。 当初は「模造ダイヤモンド」と呼ばれていた。1カラット当たり1ドル以下と安価で、比較的大型の結晶も得られ、金属元素の添加で赤、橙、青、緑、ピンク、琥珀色など様々な色のCZが得られる。
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