立体映像投影システムの開発
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/11 05:32 UTC 版)
「国立天文台4次元デジタル宇宙プロジェクト」の記事における「立体映像投影システムの開発」の解説
まず初めに開発されたのは、135度の角度で接続された1.8m四方の正方形シルバースクリーン3面からなる投影システムであった。。 このシステムでは、3枚のスクリーンにそれぞれ2台のプロジェクターから、偏光フィルターを通して右目用と左目用の映像が投影される。観覧者は偏光めがねを着用して映像を見ることで、立体視が可能になる。 2007年には、直径10mの4D2Uドームシアターが完成し、4月28日から一般公開が行われた。ドームでのインタラクティブな3D投影設備としては日本初、常設のインタラクティブ3Dドームシアターとしては開設当時世界で唯一のものであった。 2015年には、投影システムを変更してリニューアル公開した。新システムでは、立体視の方式としてアクティブシャッター方式が採用されている。1台のプロジェクタから右目用と左目用の映像が交互に120fpsの割合でドームにが投射される。観覧者はこれに同期させたシャッターを持つ立体めがねを使用して映像を見ることで、立体視が可能になる。
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