空挺用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/22 09:42 UTC 版)
第一空挺団が使用する。基本的に外見は一般用とほぼ同じだが全体的に細身に仕上がっている。細部変更点としては、上衣胸ポケットのフラップが長方形型で、その両端に旧作業服に引き続いてスナップボタン留めになっている。ズボンのカーゴポケットも同じく長方形型フラップでスナップ留めである。追加点としてはズボン脹脛部に小ポケットが、左腕肩部のペン刺しの隣に耳栓ポケットがある。他には、袖口もスナップ留めである。前者は完全武装で航空機内座席に着席した場合、カーゴポケットが使用できない為その代換として存在する。主に降下長が使用する降下編成表、嘔吐袋、手袋あるいは防水処置をした煙草などを収納する。後者は読んで字の如く耳栓を収納する。削除点としては、臀部小ポケットが無くなった、ただし臀部の形に合わせて生地が二重になり補強されている。これは落下傘降下の着地時の衝撃に耐えるための処置である。
※この「空挺用」の解説は、「迷彩服2型」の解説の一部です。
「空挺用」を含む「迷彩服2型」の記事については、「迷彩服2型」の概要を参照ください。
- 空挺用のページへのリンク