稲垣英夫
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稲垣英夫
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| 生誕 | 1887年4月1日 東京府 |
| 死没 | 1937年2月12日（49歳没） 東京都 |
| 国籍 |  日本 |
| 出身校 | 工手学校（現工学院大学） |
| 職業 | 建築家 |
| 所属 | 内務省 稲垣建築事務所 |
| 建築物 | 藤崎八旛宮 など |
稲垣 英夫（いながき ひでお、1887年（明治20年）4月1日[1] - 1937年（昭和12年）2月12日）は、日本の建築家。内務省造神宮使庁に勤務した後独立して稲垣建築事務所を設立し、数多くの神社建築等を手掛けた。
経歴等
東京出身。郁文館中学校を卒業したのち、工学院建築科を卒業。
1910年（明治43年）東京税務監督局新築工事現場監督拝命（1913年（大正2年）まで）。
以後横浜電気工業株式会社、株式会社東陽銀行、同保土ケ谷支店、横浜市開港記念館、茂木佐平次東京別邸、金光教青生会、キッコーマン宮内省御用醸造場など工事設計や監督に携わる。
1916年（大正5年）10月、内務省造神宮使庁に入省し、翌年4月明治神宮造営局に勤務。伊東忠太や大江新太郎のもとで明治神宮の設計に携わった。
その後1922年（大正11年）造神宮使庁に戻り、1930年（昭和5年）に独立して稲垣建築事務所設立。神社建築等を数多く手掛けた。
作品
設計
- 真清田神社修理・社務所新築（1932年）[3]※空襲焼失
- 多度神社神饌所（1933年）[4]
- 八代宮（1934年）[5]
- 北岡神社（1934年）[6]
- 駒形神社（1935年）[7]
- 野増大宮神社（1938年）[8]
- 志波彦神社基本設計（1938年）[9]
- 鹽竈神社神社社務所（1938年）[10]
- 遠石八幡宮（1940年）。角南隆顧問[11]
- 菊池神社
- 赤間神宮
- 藤崎八幡宮
著作等
出典
- ^ 『大衆人事録 昭和15年改訂13版』570頁。
- ^ 二本松孝蔵「稲垣英夫君を悼む」（『江流』第3巻第2号,通号第11号,pps,24-27
- ^ 神社協会『神社協会雑誌』第32年第5号,1933,
- ^ 神社協会『神社協会雑誌』第32年第11号,1933,
- ^ 神社協会『神社協会雑誌』第33年第7号,1934,
- ^ 神社協会『神社協会雑誌』第34年第4号,1935,
- ^ 神社協会『神社協会雑誌』第34年第4号,1935,
- ^ 東京都教育委員会『東京都文化財調査報告書』第7,1959,P,394
- ^ 宮城県教育委員会『宮城県の近代和風建築 宮城県近代和風建築総合調査報告書』,2016
- ^ 宮城県教育委員会『宮城県の近代和風建築 宮城県近代和風建築総合調査報告書』第7,2016
- ^ 中川明子,椎木英理子,藤川大輝「遠石八幡宮社殿に関する研究」(『徳山工業高等専門学校研究紀要』36,PPs,1-12,2013年)
参考文献
- 中川明子,椎木英理子,藤川大輝「遠石八幡宮社殿に関する研究」(『徳山工業高等専門学校研究紀要』36,PPs,1-12,2013年
関連項目
- 稲垣英夫のページへのリンク
