秋月藩家臣
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/11 15:00 UTC 版)
田代家(秋月藩家老)秋月藩筆頭家老、田代家の家老屋敷は近年、期間を決めて一般公開されている。 戸波家(知行300石)戸波家は上級武士で、戸波六兵衛定次を祖として馬廻り組、知行300石を拝領。代々馬廻り頭、鉄砲頭、中老、家老等の要職にあった家柄である。1876年(明治9年)の秋月の乱で、戸波半九郎定夫は他の六士とともに江川谷で自刃した。その後、戸波屋敷は旧藩主黒田家に譲られ、秋月の別邸として用いられた。その屋敷は秋月城の桜馬場にあり、1965年(昭和40年)に郷土館を開設し、黒田家の遺品と共に寄贈されて一般公開されている。 林家(知行120石)林家は上級武士で、その屋敷は今も戸波家の隣にあるが一般公開はされていない 久野家(知行100石)久野家は上級武士で、馬廻組の家柄。その屋敷は今も久野邸として一般公開されている。茅葺きの本屋と瓦葺きの二階建て離れ座敷、庭園と往時のままで保たれている蔵内に資料館がある。また久光製薬の会長の母方の実家で、現在は久光製薬が管理している。 臼井亘理…幕末に藩の内紛で暗殺された家老。嫡男・臼井六郎の敵討ちで知られる。
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