福島復興プロジェクト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/10 08:53 UTC 版)
東日本大震災を受けて、2011年3月に外部有識者との共同チームを発足し、被災地の復興構想策定に着手。同年4月に朝日新聞とテレビ東京「ニュースモーニングサテライト」で、コンパクトシティと産業集積・雇用創造を軸とした復興の方向性を提示。 同年夏にかけて、福島県南に先端的農業、福祉・介護、観光などの産業集積と、千人を上回る新規雇用の創造を目指す構想を策定。同年8月に、推進母体である西郷村・下郷町と共同で構想を正式発表。 両自治体は復興特区の枠組みによる構想実現を目指し、東芝、パナソニック、丸紅、スプレッド、ニチイ学館など約20社が構想への参加を計画していた。しかし同年11月、西郷村議会において関連予算案が否決され、構想は事実上頓挫した。 『耕論 3・11再起 東北に未来都市をつくろう』朝日新聞 2011/4/2 『被災地復興へ 新たな地域構想を』ニュースモーニングサテライト 2011/4/11 『福島県西郷村・下郷町、A.T. カーニー共同で復興と成長産業育成に向けた「産業集積・雇用創造」拠点を』A.T.カーニープレスリリース 2011/8/4
※この「福島復興プロジェクト」の解説は、「梅澤高明」の解説の一部です。
「福島復興プロジェクト」を含む「梅澤高明」の記事については、「梅澤高明」の概要を参照ください。
- 福島復興プロジェクトのページへのリンク