祭事・信仰
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/02/24 00:49 UTC 版)
「甲斐神社 (嘉島町)」の記事における「祭事・信仰」の解説
信仰する者その数を知らず、御利益を受け全快した諸人の寄進による手型、足型、ギプス、コルセット、松葉杖と正に社殿を埋め、遠くは外国、九州一円さては遠県よりの参詣者が後を絶たず、今も尚、足手荒神さんと慕われながら、参拝する諸人の手足を守り続ける。 例祭は2月15日。その日は手足の無病息災、病気平癒を祈り手足の形をした絵馬を奉納する参拝者で賑わう。特別バスも走るほどである。毎月1日、15日に月次祭。 参拝した後、病が治られた方が奉納した手型・足型の御利益にあやかろうと、その手型・足型で手足を摩る参拝者が多い。 宗立公の父である甲斐宗運は阿蘇神社大宮司の家臣で、戦にかけては生涯不敗だといわれ、阿蘇氏の筆頭家老として軍事外交面において阿蘇氏を支えた。宗運の武名は、勇猛で知られる薩摩の島津家からも「宗運のいる限り、肥後への侵攻はできぬ」と恐れられた[要出典]ほどであり、その知略を生かした武功から、勝負事(必勝祈願)、厄除けの神様として今なお篤く信仰されている。
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