神罰執行形態
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/05/04 16:46 UTC 版)
秩序守護者(ピースメーカー)は、戦闘能力を段階的に開放することができる。これは、守るべき地球(又は封棄世界=惑星カギロイ)を破壊することのないよう、ある種のリミッターとして設けられたものと思われる。 第三級神罰執行形態 人類とほぼ同じ容姿の状態。第三級神罰執行形態は、秩序守護者(ピースメーカー)がマウゼル・システムの承認なしに単独で行使できる段階の能力であり、最も低い段階の能力である。この段階では、出力100分の1の竜機神(ドラグーン)にも、まるで及ばない性能しか発揮できない。 第二級神罰執行形態 第二級神罰執行形態は、緊急事態に際してマウゼル・システムの承認があれば行使できる段階の能力である。その攻撃力は場合によっては惑星にダメージを与える可能性があるが、その危険を冒す必要のある場合に解放される。大気圏内では、この段階までしか解放は許されない。 第一級神罰執行形態 第一級神罰執行形態は、空間戦闘仕様であり、全力稼動の形態である。作中では、休眠モードに移行した封棄世界から排除されたソコムとシーズが、緊急時の特別権限に基づき、マウゼル・システムの承認なしに顕現させている。他の形態は人間的なシルエットをしているが、第一級神罰執行形態では大きく翼を広げた、非人間的なシルエットとなる。 その出力は、第二級までの神罰執行形態とは一線を画しており、戦闘面ではもはや第二級以前の能力とは完全に別物であり、これが本来のM5の形態である。第二級神罰執行形態では地球上の数10分の1の面積しかないラインヴァン王国全人類を滅ぼすのに数時間は要するのに対し、最低出力の兵装でさえ惑星ひとつを軽々と完全消滅させるだけの力を持つ。
※この「神罰執行形態」の解説は、「秩序守護者」の解説の一部です。
「神罰執行形態」を含む「秩序守護者」の記事については、「秩序守護者」の概要を参照ください。
- 神罰執行形態のページへのリンク