神戸市による精神保健福祉法に基づく改善命令 (2020年)
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「神出病院」の記事における「神戸市による精神保健福祉法に基づく改善命令 (2020年)」の解説
2020年8月13日(報道) - 患者の隔離(保護室に入れる)を行う際、医師が診察したうえで判断するといった、法律で定められた手続きが取られていなかったことが神戸市の調査で新たに判明。精神保健福祉法では、患者の隔離について最小限にとどめるとしたうえで、実施する条件として「医師が診察を行い、本人や周囲に危険が及ぶ可能性が著しく高いと判断した時に限る」としているが、神出病院では、医師の診察が行われた記録などは残されていなかった。こうした実態について、神戸市は「著しく適当でない」と判断し、週明けにも病院に対して法律に基づく改善命令を出す方針を固めた。市は週明けにも病院に対し、改善計画書の提出を求め、従わない場合はさらに厳しい処分も検討することにしている。17日、神戸市は当院に対し不適切な行為が疑われる場合は速やかに報告することや、隔離を行う場合は法令にのっとった手続きを取ることなどを命じる精神保健福祉法に基づく改善命令を出した。また8月中に改善計画書を提出するよう求めた。病院側は、命じられた措置を速やかに講じ、8月31日までに市へ報告し、取り組みについては適宜ホームページ上にて報告するとした。
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