社会への貢献・影響
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 07:49 UTC 版)
「リチウムイオン二次電池」の記事における「社会への貢献・影響」の解説
現在、リチウムイオン二次電池 (LIB) は携帯電話、ノートパソコン、デジタルカメラ・ビデオ、携帯用音楽プレイヤーを始め幅広い電子・電気機器に搭載され、2010年にはLIB市場は1兆円規模に成長した。小型で軽量なLIBを搭載することで携帯用IT機器の利便性は大いに増大し、迅速で正確な情報伝達とそれにともなう安全性の向上・生産性の向上・生活の質的改善などに多大な貢献をしている。また、LIBは、エコカーと呼ばれる自動車 (EV, HEV, P-HEV) や鉄道などの交通機関の動力源として実用化が進んでおり、電力の平準化やスマートグリッドのための蓄電装置としても精力的に研究がなされている。他には、ロケット、人工衛星、小惑星探査機はやぶさ・はやぶさ2、こうのとり(HTV)、国際宇宙ステーション(ISS)などの宇宙開発分野、そうりゅう型潜水艦11番艦のおうりゅう、たいげい型潜水艦などの艦艇にも搭載されている。
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