社会と選挙
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/11 10:24 UTC 版)
他国と同様に、投票者の出自や地域性により、総統選挙および立法委員選挙において「泛藍」と「泛緑」両陣営の選好度には顕著な差がある。概ね外省人、本島北部(桃園市・新竹県・苗栗県)の客家、本島東部(花蓮県・台東県)と金門県・馬祖列島の住民および台湾原住民が「泛藍」を支持し、ホーロー人および本島南部(高雄市・屏東県)の客家が「泛緑」を支持する傾向が見られる。 台湾では投票日の10日前からメディアによる世論調査が禁止されている。また各候補の選挙事務所には、字は違うが発音が同じ縁起物が持ち込まれる場合が多い。例としては大根菜頭(ツァイタウ)= "さい先が良い"や、鳳梨(パイナップル)は彩頭(オンライ) = 繁栄するの意。まんじゅう「包(バウ)」と「ちまき(粽)」は合わせて「包中(パウツォン)」= 必ず当たるといった具合。
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