礼拝堂と神々
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/22 02:29 UTC 版)
「スリ・マリアマン寺院」の記事における「礼拝堂と神々」の解説
この祈祷場の焦点となる部分は、中心のマリアマンの礼拝堂であり、副次的な神々 ― ラーマとムルガンの2つの礼拝堂が側面に配置されている。祈祷の広間は一続きの独立した礼拝堂により囲まれており、これはドーム型の天井で装飾された、大型テントのような建造物に収容され、「ヴィマーナ (Vimana) 」として知られている。これらはそれぞれ、ドゥルガー、ガネーシャ、アラヴァン、ドラウパディー、そして田舎のタミルの神であり、マスライ・ヴェーラン (Mathurai Veeran) としても知られるムスララヤ (Muthularajah) といった神々に捧げられたものである。 ドラウパディーに捧げて作られた礼拝堂は、彼女がこの寺院で行われる毎年恒例の火渡り祭の中心となることから、寺院の中で2番目に重要なものとなっている。ドラウパディーの左側には、インドの叙事詩『マハーバーラタ』に登場する5人の兄弟、パーンダヴァが位置している(それぞれユディシュティラ、ビーマ、アルジュナ、サハデーヴァ、ナクラ)。 寺院におけるもう一方の重要な要素は、独立して立っている旗竿である。大きな祭事や儀式が行われる数日前に、この旗は寺院に掲げられる。寺院の構内には、リンガムやヨニなど、男女の性器を象徴した彫刻も建設されている。
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