破裏拳流
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/17 23:09 UTC 版)
柔道3段・空手3段の腕前を持つ鎧武士(鬼河原武)がポリマーの性能を引き出すために編み出した我流の拳法、それが「破裏拳流」である。空手や柔術などの格闘技を融合し、それを極めた拳法で、回転や遠心力を利用した動きで敵の裏を破り、多数の敵を効率的に倒す戦術を持つ。基本的にスピードを生かした戦法を使うが、敵に隙を与えないためと、転身の制限時間内に敵を倒さなければならないことがその理由だといえる。使用時の直前、溜めに入る形で「破ー裏けーん」と叫び、技の使用中はブルース・リーばりの怪鳥音を口にする。 おもに使う技は、高速で動くことによって自己の幻影を見せることで敵を幻惑・翻弄させて倒す「幻影破裏拳」(オープニングテーマ「戦え! ポリマー」の歌詞にも登場する)、敵を片手で持ち上げ高速回転させて投げ飛ばす「真空片手独楽」、回転しながら多数の敵を蹴り倒す「回転蹴り」、ジャンプした反動を利用して何度も敵に蹴りを浴びせる「反動三段蹴り」などがある。殺傷力の高さゆえか、武の転身前には使われることはない。
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