石原勇輝
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/05 02:58 UTC 版)
東京ヤクルトスワローズ #35 | |
---|---|
基本情報 | |
国籍 | ![]() |
出身地 | 広島県呉市 |
生年月日 | 2001年8月30日(23歳) |
身長 体重 |
180 cm 87 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 左投左打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2023年 ドラフト3位 |
初出場 | 2024年9月22日 |
年俸 | 900万円(2025年)[1] |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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石原 勇輝(いしはら ゆうき、2001年8月30日 - )は、広島県呉市出身のプロ野球選手(投手)。左投左打。東京ヤクルトスワローズ所属。
経歴
プロ入り前
呉市立川尻小学校1年生の時に川尻ヤングパワーズスポーツ少年団で野球を始め、6年生時は広島東洋カープジュニアでプレーした[2]。呉市立川尻中学校在学時は硬式野球のクラブチームである府中広島2000ヤングでプレーした[3]。
広陵高等学校に進学し、2年夏の第100回全国高等学校野球選手権記念大会では背番号15でベンチ入り。同年秋の中国大会では米子東との決勝で2回途中から救援登板して7回無失点と好投し、勝利に貢献した[4]。3年春の第91回選抜高等学校野球大会では、東邦との2回戦に救援登板するも3失点し、チームも大敗した[5]。同年夏は広島大会準決勝で広島商業に敗れた[6]。同学年に河野佳、髙太一がおり[7]、1学年下に宗山塁、渡部聖弥がいた(宗山とは明治大学でもチームメイトとなった)[8]。
高校卒業後は明治大学へ進学。1年秋からリーグ戦に登板し、主に救援で活躍した[9]。
2023年10月26日に開催されたドラフト会議にて、東京ヤクルトスワローズから3位指名を受けた[10]。11月27日、契約金5500万円、年俸900万円で仮契約を結んだ(金額は推定)[11]。背番号は35[11]。同ドラフトでは、大学同期の上田希由翔が千葉ロッテマリーンズから1位指名、村田賢一が福岡ソフトバンクホークスから4位指名されている[12]。
ヤクルト時代
2024年、開幕から二軍で経験を積み、一軍初登板となった9月22日の横浜DeNAベイスターズ戦(横浜スタジアム)で1回1安打1失点となった[13]。一軍ではこの登板のみで終わった[14]。二軍では25試合に登板し、0勝2敗、防御率6.04を記録した[15]。
投球スタイル
最速149km/hのキレのあるストレートと落差の大きいカーブ、チェンジアップで緩急を駆使した投球を武器にする[10]。
詳細情報
年度別投手成績
年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
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2024 | ヤクルト | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 5 | 1.0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 9.00 | 1.00 |
通算:1年 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 5 | 1.0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 9.00 | 1.00 |
- 2024年度シーズン終了時
年度別守備成績
年 度 |
球 団 |
投手 | |||||
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試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 |
||
2024 | ヤクルト | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- |
通算 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- |
- 2024年度シーズン終了時
記録
- 初記録
- 投手記録
- 初登板:2024年9月22日、対横浜DeNAベイスターズ24回戦(横浜スタジアム)、8回裏に4番手で救援登板・完了、1回1失点[13]
背番号
- 35(2024年[11] - )
脚注
- ^ 「ヤクルト - 契約更改 - プロ野球」『日刊スポーツ』。2024年11月7日閲覧。
- ^ 「広島東洋カープジュニアチーム | 出場チーム | NPB 12球団ジュニアトーナメント ENEOS CUP 2013」『NPB.jp 日本野球機構』。2023年11月2日閲覧。
- ^ 「石原勇輝」『週刊ベースボールONLINE』。2023年11月2日閲覧。
- ^ 「広陵、12年ぶりV 石原好救援0封 中井監督も絶賛「非常に素晴らしい」」『デイリースポーツ online』2023年11月2日。2023年11月2日閲覧。
- ^ 「広陵「三本の矢」折れワースト大敗 中井監督「悔しさを感じて練習を」」『スポニチ Sponichi Annex』2019年3月31日。2023年11月2日閲覧。
- ^ 「広陵が13失点敗退 エース河野涙止まらず/広島 - 高校野球夏の地方大会」『日刊スポーツ』2019年7月27日。2023年11月2日閲覧。
- ^ 「「高校時代は無名ピッチャーだったのに…」2023年はドラフト豊作の予感…“ドラ1候補”4人の大学生・左投手を発見「元中日の山本昌を思い出す」(2/4)」『Number Web』2022年12月22日。2025年2月26日閲覧。
- ^ 「【ヤクルト】石原勇輝が「宗山には負けないように」広陵、明大の1年後輩の黄金新人から刺激」『日刊スポーツ』2025年1月23日。2025年2月26日閲覧。
- ^ 「ヤクルト3位・石原が指名あいさつ 「開幕1軍」つかんでご褒美チョコだ」『スポニチ Sponichi Annex』2023年10月30日。2023年11月2日閲覧。
- ^ a b 「【ドラフト】ヤクルト3位の明大・石原勇輝「田口投手を参考にしています」最速149キロ左腕」『日刊スポーツ』2023年10月26日。2023年11月2日閲覧。
- ^ a b c 「【ヤクルト】ドラ3石原勇輝が年俸900万円で仮契約「50歳超えても現役を」目標は元中日山本昌」『日刊スポーツ』2023年11月27日。2024年2月18日閲覧。
- ^ 「【ドラフト】明大14年連続指名、同一チーム史上最長記録更新「こだわりなくやっています」監督」『日刊スポーツ』2023年10月26日。2024年6月17日閲覧。
- ^ a b 「ヤクルトのドラ3左腕・石原勇輝が待望の1軍デビュー 不運なプロ初失点も「自分のペースで投げられた」」『スポーツニッポン』2024年9月22日。2025年2月26日閲覧。
- ^ 「【ヤクルト】2年目左腕の石原勇輝が楽天ドラ1をライバル視」『スポーツ報知』2025年1月23日。2025年2月26日閲覧。
- ^ 「衝撃のKKK…燕23歳を「1軍で見たい」 "止まる魔球"にX興奮「めっちゃ曲がってる」」『Full-Count』2024年12月8日。2025年2月26日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 個人年度別成績 石原勇輝 - NPB.jp 日本野球機構
- 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)、The Baseball Cube
- 選手名鑑 - 東京ヤクルトスワローズ公式サイト
- 選手情報 - 週刊ベースボールONLINE
- 石原勇輝のページへのリンク