髙太一
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/11 06:24 UTC 版)
広島東洋カープ #22 | |
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2025年7月20日レクザムボールパーク丸亀
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基本情報 | |
国籍 | ![]() |
出身地 | 愛媛県新居浜市 |
生年月日 | 2001年7月26日(24歳) |
身長 体重 |
179 cm 83 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 左投左打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2023年 ドラフト2位 |
初出場 | 2024年10月5日 |
年俸 | 1200万円(2025年)[1] |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
この表について
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髙 太一(たか たいち、2001年7月26日 - )は、愛媛県新居浜市出身のプロ野球選手(投手)。左投左打。広島東洋カープ所属。
経歴
プロ入り前
新居浜市立船木小学校で2年生の時に船木パイレーツで野球を始め、新居浜市立船木中学校在学時は硬式野球のクラブチームである今治中央ボーイズでプレーしていた[2]。
広陵高等学校では同学年の河野佳がエースを務めていた一方で自身は控え投手であり、3年春に出場した第91回選抜高等学校野球大会では東邦との2回戦で0-12と大量リードを許した8回途中から救援登板し無失点に抑えたが、チームはそのまま敗れた[3]。同級生には河野の他に、石原勇輝がおり[4]、1学年下に宗山塁と渡部聖弥がおり、渡部とは後の大阪商業大学でもチームメイトになる[5]。
高校卒業後は大阪商業大学へ進学。4年間で体重を10kg増やし、球速を15km/h以上伸ばして最速151km/hを計測した[6]。野球部の同期には上田大河がいる[7]。
2023年10月26日に開催されたドラフト会議にて、広島東洋カープから2位指名を受け[6]、11月29日に、契約金7000万円、年俸1200万円で入団に合意(金額は推定)[8]。背番号は22[9]。高校時代のチームメイトだった河野とは再び同じチームでプレーすることになった[6]。
広島時代
2024年、シーズン最終戦である10月5日対東京ヤクルトスワローズ戦(マツダスタジアム)の6回表から3番手でプロ一軍初登板、2イニング1安打1四球2三振の内容で無失点に抑え、プロ初ホールドを記録した[10]。
人物
父親の影響もあり、幼少期から大の広島カープファンである[11]。
詳細情報
年度別投手成績
年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
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2024 | 広島 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | ---- | 8 | 2.0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0.00 | 1.00 |
通算:1年 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | ---- | 8 | 2.0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0.00 | 1.00 |
- 2024年度シーズン終了時
年度別守備成績
年 度 |
球 団 |
投手 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 |
||
2024 | 広島 | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | 1.000 |
通算 | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | 1.000 |
- 2024年度シーズン終了時
記録
初記録
- 投手記録
- 初登板・初ホールド:2024年10月5日、対東京ヤクルトスワローズ25回戦(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)、6回表に3番手で救援登板、2回無失点[10]
- 初奪三振:同上、6回表に奥川恭伸から空振り三振
- 初先発登板・初勝利・初先発勝利:2025年8月1日、対中日ドラゴンズ15回戦(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)、6回1失点[12]
- 打者記録
- 初打席:2025年8月1日、対中日ドラゴンズ15回戦(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)、3回裏ににカイル・マラーから三邪飛
背番号
- 22(2024年[9] - )
脚注
- ^ 「広島 - 契約更改 - プロ野球」『日刊スポーツ』。2024年11月7日閲覧。
- ^ 「高太一」『週刊ベースボールONLINE』。2023年10月28日閲覧。
- ^ 「スコア詳細 - 第91回選抜高校野球2019(センバツ)」『日刊スポーツ』。2023年10月28日閲覧。
- ^ 「「高校時代は無名ピッチャーだったのに…」2023年はドラフト豊作の予感…“ドラ1候補”4人の大学生・左投手を発見「元中日の山本昌を思い出す」(2/4)」『Number Web』2022年12月22日。2025年2月26日閲覧。
- ^ 「【ヤクルト】石原勇輝が「宗山には負けないように」広陵、明大の1年後輩の黄金新人から刺激」『日刊スポーツ』2025年1月23日。2025年2月26日閲覧。
- ^ a b c 「広島2位・高「プロで20年はやりたい」 大商大、広陵の同期たちに負けられん」『スポニチ Sponichi Annex』2023年10月27日。2023年10月28日閲覧。
- ^ 「【ドラフト】大商大・上田大河&高太一、日本シリーズでの投げ合い誓う「絶対に勝ちたい」西武と広島の2位指名」『スポーツ報知』2023年10月26日。2025年2月26日閲覧。
- ^ 「広島ドラ2高「記録よりも記憶に残る選手になりたい」 広陵先輩の背中を追い“鉄腕”目指す」『スポーツニッポン』2023年11月30日。2024年2月27日閲覧。
- ^ a b 「新入団選手背番号 および来季からの背番号変更のお知らせ」『広島東洋カープ公式サイト』2023年11月29日。2025年2月26日閲覧。
- ^ a b 「【広島】今季最終戦は初物づくし…プロ初先発&初安打、プロ初登板&プロ初勝利、プロ初Sに初H」『日刊スポーツ』2024年10月5日。2024年10月21日閲覧。
- ^ 「【ドラフト】広島2位大商大・高太一「故郷に戻れるのは幸せ」母も広島から会場駆けつけた」『日刊スポーツ』2023年10月27日。2023年10月28日閲覧。
- ^ INC, SANKEI DIGITAL (2025年8月1日). “広島・高太一、プロ初先発初勝利に「勝ててよかった。本当にホッとしている」大商大卒2年目左腕”. サンスポ. 2025年8月1日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 個人年度別成績 髙太一 - NPB.jp 日本野球機構
- 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)、The Baseball Cube
- 選手プロフィール - 広島東洋カープ公式サイト
- 選手情報 - 週刊ベースボールONLINE
- 髙太一のページへのリンク