短波伝搬実験とは? わかりやすく解説

短波伝搬実験(1921年春)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/14 07:00 UTC 版)

フランク・コンラッド」の記事における「短波伝搬実験(1921年春)」の解説

コンラッド長波中波無線局高調波成分短波受けてみると、空電妨害少ない分、良好に受信できるケースがあることに気付いていた。 1921年春、中波360m周波数833kHz)のKDKAの番組音声を、実験局8XKの短波100m周波数3MHz)でサイマル送信し各地受信状況調査した。するとボストンなどいくつかの地区では短波の方が強く受かったのである。 そこで波長電界強度の関係を明らかにするために、マサチューセッツ工科大学実験局1XMと、J. R. Decker氏 のアマチュア局1RDおよび少し遅れてJames C. Ramsey氏の実験局1XAの3局に協力要請したいずれもボストン無線局である。そしてコンラッドピッツバーグ待機し、3局には1MHzから3MHz付近まで送信周波数少しずつ上げながら発射してもらったところ、1RDと1XAの電波波長が短いほど強く受かるという結果得たコンラッド後年、この短波伝搬実験を無線技術者学会IRE発表している。

※この「短波伝搬実験(1921年春)」の解説は、「フランク・コンラッド」の解説の一部です。
「短波伝搬実験(1921年春)」を含む「フランク・コンラッド」の記事については、「フランク・コンラッド」の概要を参照ください。

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