短波帯データ通信
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/08/04 01:16 UTC 版)
短波帯の自動リンク確立(ALE)についてのアメリカ政府の新たな規格では、拡張 (24,12) ゴレイ符号を前方誤り訂正(FEC)に指定している。 指定された拡張 (24,12) ゴレイ符号は、(24,12) ブロック符号である。 12ビットのデータを24ビットの符号語に符号化する。 12ビットの元のデータは24ビットの符号語にそのまま含まれている。すなわち、体系的符号である。 任意の2つの符号語の最小ハミング距離は8であり、最大7ビットまでの誤りを検出できるか(この場合訂正できない)、最大4ビットまで誤りを検出できて3ビットまで訂正できるか、あるいはこの中間を選択可能である。 これらの条件を (0,7), (1,6), (2,5), (3,4) のように記述する。最初の数は訂正可能ビット数、次の数が検出可能ビット数である。
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