矛盾点の発覚とムー大陸の否定とは? わかりやすく解説

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矛盾点の発覚とムー大陸の否定

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/04 07:36 UTC 版)

ジェームズ・チャーチワード」の記事における「矛盾点の発覚とムー大陸の否定」の解説

その後マヤのトロアノ絵写本解読され内容判明しチベットラサ記録偽造文書であった事が発覚したチャーチワード自身にも、イギリス陸軍にて在籍記録がなく、経歴事実ならば、16歳時点ですでに陸軍在籍し28歳陸軍大佐退役したことになるため、退役始めとする軍歴総て詐称みなされている。これらの事実のほかにも数多く矛盾点見出されチャーチワード主張虚偽として否定された。 後になって地球物理学観点から、「太平洋沈んだ大陸存在しない」と結論づけられた。この事は海底調査などでも立証されており、ムー大陸存在学問的に完全に否定される事となった。 現在では、ムー大陸で「中心となっていた人種白人種」で他の人種白人種隷属してたとするチャーチワードの説は、白人優越主義者であり、この一連の主張も、その主義の裏づけとするべく創作されものとする声が強い。歴史学者長谷川亮一は、チャーチワードアトランティス大陸レムリア大陸実在唱える説は、「白人優位主義自民至上主義エスノセントリズム)を正当化しひいてはかつては全世界自分たちのものであったということを『立証』して植民地支配正当化するために編み出された『偽史』」であると述べている。

※この「矛盾点の発覚とムー大陸の否定」の解説は、「ジェームズ・チャーチワード」の解説の一部です。
「矛盾点の発覚とムー大陸の否定」を含む「ジェームズ・チャーチワード」の記事については、「ジェームズ・チャーチワード」の概要を参照ください。

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