相生の松
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/05 01:44 UTC 版)
あるとき、1つの根から雌雄2本の幹をもつ松が境内に生えた。この松は、尉(伊弉諾尊)と姥(伊弉冊尊)の2神が宿る霊松とされ、相生の松と称された、という説があるが確証はないとされている。初代相生の松は天禄年間に、2代目は兵火によって天正年間に枯死したと伝えられている。本多忠政がこれを惜しみ、遷宮の際に3代目の相生の松を植えたと言われている。3代目相生の松は大正13年に天然記念物に指定されたが、昭和12年に枯死し、幹が霊松殿で保存されている。4代目は松くい虫の被害により短命に終わった。現在は5代目の松が枝を張る。 なお、相生の松の他にもいぶき(高砂市保存樹)も神木とされており、『高砂』の登場人物である阿蘇の宮神主・友成の杖から発芽したとする伝説がある。
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