相手チームのお別れ・追悼セレモニー
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「広島市民球場 (初代)」の記事における「相手チームのお別れ・追悼セレモニー」の解説
1985年8月17日の対阪神タイガース戦にて、その5日前に発生した日本航空123便墜落事故で犠牲になった中埜肇阪神タイガース球団社長を追悼するセレモニーが行われた。両チームの選手や首脳陣らが試合前に黙祷し、当日はスコアボード上にある広島・阪神両チームの球団旗を半旗にして試合を行った。尚、広島OBである竹下元章も同便に搭乗して犠牲になったが、こちらについて触れられる事はなかった。 2007年9月27日の対ヤクルトスワローズ戦では、この年を最後に引退する古田敦也選手兼任監督が代打で登場。両軍のファンからエールを送られ、広島の応援団は古田の応援歌をトランペットで演奏、広島ファンは恒例のスクワット応援を行った。試合終了後、敵地では異例のお別れセレモニーも執り行われ、広島のマーティ・ブラウン監督から花束が贈呈された。セレモニー終了後には東京音頭が流れる中で古田がグランドを一周し、サインボールを36球投げ入れ、両軍のファンが古田の引退を惜しんだ。
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