直隷派としてとは? わかりやすく解説

直隷派として

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/20 00:07 UTC 版)

斉燮元」の記事における「直隷派として」の解説

斉燮元天津武備学堂陸軍大学日本陸軍士官学校学び北洋第6鎮で軍歴開始した1913年民国2年以降は、陸軍第6師第12旅旅長、江西将軍参謀長、第6師師長歴任している。 1917年民国6年)、直隷派重鎮李純随従して江蘇省に入る。斉は、江蘇督軍参謀長江寧鎮守使、皖贛三省巡閲副使などをつとめた1920年民国9年)、李純自殺すると、斉がそれを引き継ぐ形で江蘇督軍皖贛三省巡閲使に就任し直隷派の有力指導者となった1924年民国13年9月斉燮元浙江督軍盧永祥との間で、第2次奉直戦争前哨戦となる江浙戦争開始した福建督軍孫伝芳支援もあって、斉は盧を破った。しかし、第2次奉直戦争直隷派敗北すると、斉の立場動揺する奉天派張宗昌復帰した盧を支援して南下してくると、斉は孫と「江浙聯軍」を組織して対抗しようとした。しかし、孫は中央の段祺瑞篭絡されて動こうとしなかった。完全に孤立した斉は下野し日本へ亡命した。 続いて1925年民国14年)冬に、斉燮元湖北省再起した呉佩孚の下に加わり十四省討賊聯軍副司令に任命された。しかし、中国国民党北伐軍敗北してまたしても下野追い込まれた。

※この「直隷派として」の解説は、「斉燮元」の解説の一部です。
「直隷派として」を含む「斉燮元」の記事については、「斉燮元」の概要を参照ください。

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