監督・金田正一との関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 22:38 UTC 版)
金田正一とは1973年から1978年、および1990年にロッテ・オリオンズの監督と選手という関係であったが、村田は金田を恩師として崇め、金田は村田を愛弟子としており、師弟関係にあった。出会いのきっかけは村田がプロ2年目の時の指宿キャンプで、金田が現役引退直後に評論家として取材に来ていた時にブルペンで投球練習をしていた村田に「お前、いいピッチャーになるぞ」と声を掛けたことである。村田は選手時代の金田を鮮明に知っており、偉大な実績を残した大先輩からの一言に背中を押された気持ちになり、不安が自信に変わったという。金田はロッテ監督就任後は、投手としての「準備の大切さ」を学び、引退まで先発・完投を貫くが、村田は金田の影響と考えている。金田も1974年の日本シリーズでは村田をフルに起用し、日本一に王手のかかった第6戦では先発起用するなど村田に大きな信頼を寄せていた。金田は2019年10月6日に他界したが、金田本人の生前の希望により、10月13日に営まれた金田の葬儀・告別式では村田が弔辞を読んだ。
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