皇帝 (宝塚歌劇)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/18 08:45 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動『皇帝』(こうてい)は、宝塚歌劇団のミュージカル作品。星組[1][2]公演。形式名は「宝塚ミュージカルロマン[1][2]」。宝塚は14場[1]、東京は15場[2]。
作・演出は植田紳爾[1][2]、演出は石田昌也[1][2]。併演作品(本公演のみ)は『ヘミングウェイ・レビュー[1][2]』。
解説
※『宝塚歌劇100年史(舞台編)』の宝塚大劇場公演[3]参考。
紀元1世紀のローマ帝国。栄邁の誉れ高い皇帝ネロは、母のアグリッピナの横暴さを見かねて、自らの手で母を葬り、悪逆非道な暴君として生涯を全うしようと決意する。しかし、それは母の名誉を守るための偽りの姿だと、妻のオクタヴィアだけは見破っていた。
暴君として歴史に名高いネロに新しい角度から焦点を当て、その半生を描いた作品。ネロの強靭な精神性に光を当てて、悪の称号に毅然と向かう心の軌跡を描いた。トップスター・麻路さきの宝塚退団公演である。
公演期間と公演場所
- 1998年6月26日 - 8月3日[1](新人公演:7月14日[4]) 宝塚大劇場
 - 1998年10月10日 - 11月23日[2](新人公演:10月27日[2]) TAKARAZUKA1000days劇場(東京公演)
 
スタッフ
※氏名の後ろに「宝塚」「東京」の文字がなければ両劇場共通。
- 作曲・編曲[1]:吉田優子/寺田瀧雄
 - 音楽指揮[1]:岡田良機
 - 振付[1]:羽山紀代美/藍エリナ/前田清実/若央りさ
 - 装置[1]:石濱日出雄/関谷敏昭
 - 衣装[1]:任田幾英
 - 照明[1]:勝柴次朗
 - 音響[1]:加門清邦
 - 小道具[1]:伊集院撤也
 - 効果[1]:切江勝
 - 演技指導[1]:美吉左久子
 - 演出助手[1]:大野拓史/児玉明子
 - 装置補[1]:広森守
 - 衣装補[1]:田口美香/河底美由紀
 - 舞台進行[1]:川口俊一
 - 舞台監督[2]:藤村信一(東京)/増田宏幸(東京)/武井隆二(東京)/木村信也(東京)
 - 制作[1]:阿古健
 - 演奏[1]:宝塚管弦楽団
 - 衣装生地提供[1]:株式会社クラレ
 - 演出担当(新人公演)[4][2]:大野拓史
 
特別出演(本公演)
※氏名の後ろの()は1998年当時の所属組。
主な配役
※下記のデータは宝塚・東京の両劇場共通。()は新人公演。
- ネロ - 麻路さき[1](音羽椋[4])
 - オクタヴィア - 星奈優里[1](秋園美緒[4])
 - シーラヌス - 稔幸[1](朝澄けい[4])
 - ブッスル - 絵麻緒ゆう[1](真飛聖[4])
 - アグリッピナ - 邦なつき[1](羽純るい[4])
 - セネカ - 千秋慎[1](司祐輝[4])
 
脚注
参考文献
- 編集:森照実・春馬誉貴子・相井美由紀・山本久美子、執筆:國眼隆一『宝塚歌劇90年史 すみれの花歳月を重ねて』宝塚歌劇団、2004年4月20日。ISBN 4-484-04601-6。
 - 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡り続けて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。 ISBN 978-4-484-14600-3。
 
「皇帝 (宝塚歌劇)」の例文・使い方・用例・文例
- 皇帝陛下
 - ローマ皇帝ユリアヌスは彼らをキリスト教徒と呼んだ。
 - ローマ皇帝たちは、神々の子孫として、自分たちの神性を主張した。
 - 彼は皇帝に叩頭した。
 - ミハイル・パレオロゴスは、コンスタンティノーブルの皇帝であるバシレウスとなった。
 - 進歩的な考え持ったその学者は皇帝に殺された。
 - 私は皇帝になりたいです。
 - 姫君は皇帝に寛恕を請いました。
 - 皇帝ネロは極めて邪悪な暴君だった。
 - 皇帝[皇后]陛下.
 - ムガール皇帝.
 - トルコ皇帝.
 - その秘密組織は皇帝暗殺の謀議を凝らした.
 - 天佑を保有し万世一系の皇祚を践める大日本国皇帝は忠実勇武なる汝有衆に示す
 - 天佑を保有し万世一系の皇祚を践める大日本皇帝は忠勇なる汝有衆に示す
 - ドイツ皇帝は必勝を期したのが悪かった
 - 皇帝の位に登る
 - 皇帝の位を辞す
 - ドイツ前皇帝
 
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