白癬症
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 14:57 UTC 版)
表在性真菌症である。診断の際、皮膚糸状菌である白癬菌の有無を調べるため、病変部に剥離しかかっている皮膚組織の表面部を少しだけピンセットなどで採取し、それをスライドガラスの上で、適切な濃度の水酸化カリウムの水溶液を使って溶かし、こうして作った試料を顕微鏡で観察する検査を行う場合がある。このようにして白癬だと確認できた場合、基本的には抗真菌薬の外用剤を用いる。しかし、感染部位が広範囲であったり、皮膚深部まで侵されて難治性の場合などには、例えば内服薬としてイトラコナゾールやテルビナフィンなどを用いる場合もある。
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