民家(白川の合掌造)
名称: | 民家(白川の合掌造) |
ふりがな: | みんか(しわかわのがっしょうづくり) |
種別: | 衣食住に用いられるもの |
員数: | 1棟 |
指定年月日: | 1959.05.06(昭和34.05.06) |
所有者: | (財)大阪府文化財センター(日本民家集落博物館保管) |
所有者住所: | 大阪府堺市南区竹城台3-21-4 |
管理団体名: | |
備考: | |
解説文: | 民家(白川の合掌造)は、岐阜県大野郡白川村(当時)に建設された関西電力鳩ヶ谷ダムにより水没した大牧地区にあった民家で、地区の水没にあたって大阪府豊中市にある服部緑地に移築されたものである。 合掌造は、岐阜県白川郷をはじめとして富山県五箇山地方などにみられる、切妻造の茅葺き屋根をもつ特徴的な民家で、屋根の木組みがちょうど掌を合わせた形状をしていることからこの名がある。この民家は、18世紀後半に建築されたものと推定され、合掌造の民家としては規模の大きいものといわれる。後代になって増築された「みんじゃ」「へんちゃ」と呼ばれる小屋がある点でも特徴的である。 このようにこの民家(白川の合掌造)は、構造的にも年代的にも合掌造の民家を代表するものといえ、たいへん重要なものである。なお、移築工事はたいへん良心的に行われ、現在の管理状況も良好である。 |
衣食住に用いられるもの: | 東北日本の積雪期用具 附 改良形用具 染屋焼コレクション 樽床・八幡山村生活用具および民家 民家 沢内及び周辺地域の積雪期用具 津軽・南部のさしこ着物 白山麓の積雪期用具 |
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