白亀伝説
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/04 06:45 UTC 版)
承和15年(848年)、豊後国大分郡の寒川で白い亀が捕獲され、仁明天皇に献上したところ、これを吉祥として元号を嘉祥に改めたと『続日本後紀』にある。寒川は、現在の別府市亀川を流れる冷川であるとも、現在の由布市・大分市を流れる大分川であるともされる。前者の説ではこれが亀川という地名の由来であるとしており、亀川中央町の亀の甲広場には白亀塚が現存している。 八幡竈門神社は神亀年間の創建で、大字内竈にあって、亀山という山の上に社殿が建っているなど、亀との所縁が深く、境内には恵方を向いてなでると願いが叶うという御神亀(なで亀)の像がある。 また、亀をモチーフにしたJリーグ大分トリニータのマスコット、ニータンの生誕の地とされ、2008年に誕生祭が行われたほか、例年、年初には監督、選手らが必勝祈願を行っている。
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