発生する化学反応
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/11 16:03 UTC 版)
負極に亜鉛、正極に銅を使用した場合はボルタ電池と同様に、以下のような反応式で表される。 負極: Zn ⟶ Zn 2 + + 2 e − {\displaystyle {\ce {Zn->Zn^{2}+\ +2{\mathit {e}}^{-}}}} 正極: 2 H + + 2 e − ⟶ H 2 {\displaystyle {\ce {2H^{+}\ +2{\mathit {e}}^{-}->H2}}} 亜鉛原子は2個の電子を放出して亜鉛イオン (Zn2+)となり、レモン果汁など食品中の電解質に入る。溶解した亜鉛原子からの2つの負に帯電した電子が亜鉛金属中に残る。酸性電解液中の2つの溶解したプロトン(H+)は互いに結合して水素分子(H2)となり、銅電極から水素の気泡となって放出される。
※この「発生する化学反応」の解説は、「レモン電池」の解説の一部です。
「発生する化学反応」を含む「レモン電池」の記事については、「レモン電池」の概要を参照ください。
- 発生する化学反応のページへのリンク