発売前の反応
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 04:09 UTC 版)
発売前にはクリプトンの公式サイトやブログ上で、デモソングやキャラクターデザインの公開が行われたが、当初は「萌え」を前面に押し出したイメージ戦略に対し、買いにくいといったような否定的な反応も寄せられた。また、大手DTM雑誌からも製品の紹介を断られたという。初音ミクは発売後約一年間で4万本以上を出荷することになるが、当初の販売目標は2007年内に1000本であった。しかしその一方、初音ミクの流行の起点となる動画サイトでは、同じクリプトンの販売している先代の合成エンジンVOCALOIDを使用した製品「MEIKO」を使用した動画が投稿され一定の人気を集めていた。このためクリプトンも発売後の大ヒットは想定外だったが、初音ミクを使用した動画が動画サイトに投稿されること自体は予測していたとしている。初音ミクはMEIKOユーザーの間では大きな話題となり、動画サイトには発売日を待たずに公式サイトで公開したデモソングを利用した動画が投稿されていた。
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