町制時代の文庫活動
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「東久留米市立図書館」の記事における「町制時代の文庫活動」の解説
町制時代の昭和30年代半ば、久留米町は大規模団地が次々に建設され、1960年(昭和35年)からの10年間で4.1倍という東京都で最大の増加率を記録し、一時は人口約7万8千人で、町としては日本一人口が多かった。人口増加に行政の各種公共施設整備が追いつかず、団地の自治会や公務員住宅の住民活動から子どものための文庫が多く誕生したが、これらの文庫の活動は子どもへ本を手渡すサービスを行うとともに、行政へ公立図書館の設置を働きかけるという側面も持っていた。 1970年(昭和45年)8月、公立図書館の建設に向けた図書選定委員会が発足し、1,016冊を選定した。発足時の図書選定委員19名には、児童文学作家の古田足日ら文庫の関係者3名も含まれていた。同年9月には、町内の7文庫が参加した東久留米地域文庫・親子読書連絡会(以下、文庫連)が発足。同年10月、久留米町は市制施行し東久留米市となる。
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