産業・施設
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/29 09:50 UTC 版)
平成22年度の産業別就業者をみると、第1次産業が38人で約77.6%、第2次産業が1人で約2.0%、第3次産業が3人で約6.1%となっている。基幹産業は水産業であり、旧来より多くの住民が本土側の胸上漁協に所属し、沿岸漁業を展開しているが、漁獲高の減少とともに、漁業形態は1970年(昭和45年)に本格導入された海苔の養殖を中心とするものに変化している。業務状況としても、繁忙期(10月下旬~3月下旬)には島総出で従事しており、就業者数の割合は、底引き網漁などの漁船漁業と海苔養殖で概ね1:6となっている。住民の収入は、自然を利用した産業に依存しているため、天候などの要因に左右され、必ずしも安定した状況とはいえない。また、海苔養殖に要する機器などが非常に高額であるため、生産性向上への障害となっている。 住民活動の拠点施設としては、玉野市立東児市民センターの分館が設置されており、地区住民の集いの場として広く利用されている。
※この「産業・施設」の解説は、「井島」の解説の一部です。
「産業・施設」を含む「井島」の記事については、「井島」の概要を参照ください。
「産業施設」の例文・使い方・用例・文例
- 産業・施設のページへのリンク