琉球館とは? わかりやすく解説

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琉球館

読み方:リュウキュウカン(ryuukyuukan)

(1)江戸時代琉球鹿児島における役所
(2)琉球進貢使節中国における宿泊居館。館屋;福州琉球館。


柔遠駅

(琉球館 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/11 23:45 UTC 版)

座標: 北緯26度04分9.1128秒 東経119度18分45.0558秒 / 北緯26.069198000度 東経119.312515500度 / 26.069198000; 119.312515500

柔遠駅
各種表記
繁体字 柔遠驛
簡体字 柔远驿
拼音 róu yuăn yì
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柔遠駅(じゅうえんえき)、明代時の正式名称は「進貢廠柔遠駅」で、一般的には琉球館(りゅうきゅうかん)と呼ばれている、福建省福州市台江区琯後街40号にある建物。

概要

1469年(成化5年)に建てられ、明朝から清朝末期まで琉球国が中国へ朝貢する拠点として用いられた。琉球使節団[1]閩江を遡り、万寿橋で下船して同館へ向かった。そして1876年に琉球と中国が断交してからは建築面積が段々と縮小された。現在は福州市対外友好関係史館という名称になっている。

脚注

参考文献

  • 戈斌「清代の琉球官舎の研究」『第2回琉球・中国交渉史に関するシンポジウム論文集』沖縄県図書館史料編集室、1995
  • 徐恭生「清代の琉球朝京使節の研究」『中国福建省・琉球列島交渉史の研究』第一書房、1995
  • 伍媛媛「明清期の中琉交流の特設機構 福州柔遠駅」『第11回琉球・中国交渉史に関するシンポジウム論文集』沖縄県図書館史料編集室、2016
  • 深澤秋人「福州における琉球施設の構造 清代の在留通事像を中心として」『歴代宝案研究』(9)、財団法人沖縄県文化振興会、1999
  • 深澤秋人「福州琉球館をめぐる状況」『沖縄県史 各論編第4巻 近世』沖縄県教育委員会、2005

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