琉球楽器/沖縄音楽を成り立たせるもの
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/28 14:37 UTC 版)
「沖縄音楽」の記事における「琉球楽器/沖縄音楽を成り立たせるもの」の解説
三線(サンシン) 箏(クトゥ)(本土では「琉球箏」または「沖縄箏」と呼ばれることもある)。金属弦のものは「琉琴」という。 胡弓(くーちょー) 笛 - 「ファンソウ」ともいう。縦笛ではなく、横笛。「明笛」の一番上の穴(響孔)をテープで塞いで使うことが多いが、最近は元から響孔の開いていない六穴のものも売られ「琉笛」と呼ばれることもある。 拍子木 三板(サンバ) - 三枚の板を紐で括った楽器。カスタネット、タンバリン的に使う。 四つ竹 - 長方形に切った竹を二枚ずつ両手に持ち鳴らす。古典舞踊の「踊りこはでさ」(四つ竹を持って踊ることから四つ竹とも)に使うのが代表的だが、最近ではエイサーに使われることもある。 パーランク - エイサーで使う小型の片面太鼓。片手で持ち、叩いたら手首を返し、音を反響させる。 平太鼓 - 締太鼓と一組にして、伴奏に使う 締太鼓 - エイサーに良く用いられる太鼓。平太鼓と併せて伴奏に使う締太鼓は胴が厚くて重く、形は同じでもエイサーで使われる締太鼓とは異なる。 指笛 - 合の手的に使う。 銅鑼 - 八重山諸島において、締太鼓とともに儀礼の唄の伴奏に用いられる。 このうちの箏、胡弓は主に古典音楽で用いられ、民謡に用いられることは少ない。
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