現在の方法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/17 13:52 UTC 版)
「カーボ・ローディング」の記事における「現在の方法」の解説
現在では炭水化物の制限を行わず、大会(試合)の約1週間前から運動量を減らしてグリコーゲンの消費を抑えつつ、3日前から大量の炭水化物を摂取して、グリコーゲンを体内に蓄える方法が推奨されている。こちらの方が体に掛かる負担が少なく、調整リスクも少ない。この方法は西オーストラリア大学の科学者が開発した方法であり、古典的方法と比べても90%近くのグリコーゲンを蓄積できる。 現在のカーボ・ローディングの例大会(試合)日を基準とした時期運動量食事備考約1週間前〜4日前 減らす 通常(混合食) 体内グリコーゲンを維持 3日前 高炭水化物 体内グリコーゲンを蓄積 2日前〜前日 減らす・休む 単に大会(試合)前に炭水化物を多めに摂るだけでも1.1〜1.2倍程度のグリコーゲン貯蔵量増大は見込めるとされるが、カーボローディングを行うことによって、筋肉、肝臓中のグリコーゲン量をおよそ2〜3倍に増加させることが可能である。いずれにせよ、大会前数日間は運動量を減らすか、休まなければ効果は見込めない。
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