現在の「太陽の沈まない国」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/23 00:49 UTC 版)
「太陽の沈まない国」の記事における「現在の「太陽の沈まない国」」の解説
2019年現在において、保有領土のうちいずれかで常に太陽が昇っている国としては、以下の2か国である。いずれも「ある領土で太陽が沈んでいても、別の場所では出ている」という事実においては該当するが、「覇権を有する」という意味では該当しない イギリス(ヨーロッパ・太平洋・インド洋およびカリブ海に領土を保有。太平洋ではピトケアン諸島、インド洋ではイギリス領インド洋地域、カリブ海ではケイマン諸島、など) フランス(ヨーロッパ・太平洋・インド洋およびカリブ海に領土を保有。太平洋ではフランス領ポリネシアやニューカレドニアなど、インド洋ではレユニオン島など、カリブ海ではマルティニークやグアドループなど) また、高緯度地域においては白夜という現象があるため、夏季においては常に太陽が昇っている(例えばノルウェーは北極圏にスバールバル諸島を領有するが、北緯78度13分に位置する主要都市ロングイェールビーンでは4月20日頃から8月23日頃まで日が沈まない。また、同諸島の最北端は80度50分に位置するため、さらに白夜の期間が長くなる)。これに加えてロシアの場合は、広大な国土が東西に広がっており、国土のいずれかに常に太陽が昇っている期間が長い。また、アメリカについても米領ヴァージン諸島(西経64度)からグアム(東経145度)までの範囲に国土が広がっていることから、1日24時間のうち20時間以上は国内のどこかで太陽が昇っていることになる。
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