現代のキーボード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/02 06:35 UTC 版)
現代の多くのパーソナルコンピュータでは、ポーズキーを押下すると、BIOSによって出力される画面表示を中断し、何か他のキーが押下されると再開する。これは、テキストモード(英語版)によるブート中や、Windowsの50ラインセーフモードにおけるDOSプロンプトでも有効である。 初期の⎉ Pauseキーのないキーボード(101/102鍵キーボードの導入前)では、ポーズ機能は⎈ Ctrl+⇭ NumLockに、ブレーク機能はCtrl+ScrLockに割り当てられていた。このキーの組み合わせは、ポーズキーのある現代のコンピュータでも、多くのプログラムで使用できる。101/102鍵のキーボードで専用の⎉ Pauseキーを押すと、Ctrlと⇭ NumLockを順に押した時と同じスキャンコードを送信する。キーを離した時はその逆の順番である。ソフトウェアが101/102鍵のキーボードであることを認識できるように、その前に E1hex が送られる。この接頭辞を認識できないソフトウェアでは無視される。⎉ Pauseはキーを離すまでスキャンコードを送信しない。そのため、このキーが押しっぱなしになっているかどうかをソフトウェアが知ることはできない。 現代のキーボードでは、⎊ Breakキーには、Pauseの下にBreakと書かれていてその間に線が引かれているか、上面にPause、側面(前面)にBreakと書かれている。 Windowsでは、⊞ Win+⎉ Pauseでシステムのプロパティが表示される。
※この「現代のキーボード」の解説は、「ブレークキー」の解説の一部です。
「現代のキーボード」を含む「ブレークキー」の記事については、「ブレークキー」の概要を参照ください。
- 現代のキーボードのページへのリンク