王朝の呼称
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/05 23:12 UTC 版)
「カラハン朝」は後世の歴史家によって付けられた名称であり、「カラハン」という君主の称号に由来する。「カラ」は「強い」「大きい」を意味する言葉で、「カラハン」という称号は「強大なハン」の意と考えられている。イスラーム世界の史料では「ハーカーニーヤ(ハン、カガンの王朝)」「アフラースィヤーブ朝」と書かれ、古銭学者の間では貨幣に刻まれている称号(elik、ilik、iläk)に由来するイレク・ハン国(イリグ・ハン国)という名称も使用される。また、王統の起源をウイグル(回鶻)に推定する立場の人間は、「回鶻新王国」「葱嶺(パミール)西回鶻」の呼称を使用している。
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