王号について
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『三国史記』新羅本紀・訥祇麻立干紀や『三国遺事』紀異・第二南解王条には金大問(8世紀の新羅の学者)の解説として、「麻立」とは橛(切株)の方言で座席を示すものであり、王を中心に据えて臣下が回りに並んだことから、「麻立干」と名付けたという。他に、「麻立」の首長(干)とする説や新羅人名の尊称語尾とする説、高句麗の官位の莫離支を源流とする説などがある。(→井上訳注1980 p.23)
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王号について
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『三国史記』新羅本紀・儒理尼師今紀及び『三国遺事』紀異・第二南解王条では金大問(8世紀の新羅の学者)の解説として、「尼師今(尼叱今)」とは歯の筋が整っているさまを言う。(尼師今方言也。謂歯理。)また、南解次次雄が亡くなるときに息子の儒理と娘婿の脱解とを呼び寄せ、「私の死後は朴氏と昔氏とで年長者が王となりなさい」と言ったこと、後に金氏が加わって朴・昔・金の三姓の間で年長者(「歯長者」と表記される)が王位を継ぐようになったので、「歯」を表す「尼師今」が王の称号に用いられたとする。
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