玄奘三蔵に贈られた言葉とは? わかりやすく解説

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玄奘三蔵に贈られた言葉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/28 05:52 UTC 版)

道昭」の記事における「玄奘三蔵に贈られた言葉」の解説

『続日本紀』には、道昭没した年の条に、昔、玄奘贈られ言葉として、いくつか記録残されている。それによると、玄奘は特に可愛がって同じ部屋に住まわせたとされ、以下のような話をしたとされる。 「私が昔、西域旅した時、道中飢え苦しんだが、食を乞う所もなかった。突然一人の僧が現れ、手に持っていた梨の実を私に与えて食べさせてくれた。私はその食べてから気力日々健やかになった。今お前こそはあの時与えてくれた法師と同様である」と述べた記されており、道昭大切にしていたのは、過去出会った恩人たる僧侶道昭重ねていたためとしている。 「経論奥深く微妙で、究めつくすことは難しい。それよりお前は禅を学んで東の国日本広めるのがよかろう」と禅の修行をすすめ、道昭はそれを守った帰朝の際、玄奘から舎利経論授けられまた、西域旅した際に手に入れた霊験あらたかな鍋を与えた(『論語』から引用して、「道を弘める」という言葉贈っている)。この鍋で病人に食を与えて治療したが、帰路船上において、なかなか船が進まないのは海神竜王が鍋を欲しているからだといわれ、「玄奘から与えられた鍋をどうして竜王欲するのだ」と文句言いながらも、やむなく海中投げ入れている(そのため、鍋については現存していない)。

※この「玄奘三蔵に贈られた言葉」の解説は、「道昭」の解説の一部です。
「玄奘三蔵に贈られた言葉」を含む「道昭」の記事については、「道昭」の概要を参照ください。

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