独自規制の影響について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/05 02:43 UTC 版)
「CEROレーティング18才以上のみ対象ソフトの一覧」の記事における「独自規制の影響について」の解説
この項目では色を扱っています。閲覧環境によっては、色が適切に表示されていない場合があります。 「Z」区分になるとメーカーのイメージダウンを招く恐れがあることや、一部の量販店で「Z」区分ソフトの販売を拒否される場合もあるため、販売面で不利になる。そのため、ゲーム機メーカーにより「Z」に区分されるソフトの発売に対して厳に規制を課す場合もあれば、あまり規制されない場合もある。 ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE、旧称・SCE)はCEROの審査の上にいわゆる「ソニーチェック」も被せているため、「Z」区分であっても他機種で可能だった表現が修正されていたり、ダークセクターやNO MORE HEROS 英雄たちの楽園のように、SCE製ハード版ではわざとレーティングを「D」区分に落として発売するケースがある。2018年より規制が一層厳しくなり、他機種版や自社ゲーム機の旧版と比べて表現を大幅に変更せざるを得なかったソフトも存在する(『ノラと皇女と野良猫ハート HD』、『ネコぱらVol.1 ソレイユ開店しました!』など)。 対して、任天堂製のハードではCERO以上の独自規制がないため、SIE以上の表現の許容度を持っている(上記の両作及び『Killer7』など)。但し、Wii(2010年2月発売の『マッドワールド』以降)・Wii U・ニンテンドー3DS用ゲームソフトのパッケージ版に於いて、レーティングが「CERO:C(15才以上対象)」以上のものは黒基調のパッケージを採用する。 なお、5pb.(現:MAGES.)社長の志倉千代丸はトークイベントの中で「表現の幅はPCの次にXbox 360」と述べており、一部の作品はSCE製ハードでは展開しない方針を採っていることを明らかにしている。但し、マイクロソフトの思惑により性的な表現を抑えられたゲームソフトも存在する(『ぎゃる☆がん』など)。 また、ニンテンドーeショップなどのダウンロード版のゲームストアでは18歳以上のみ対象のゲームはダウンロード版は販売せずパッケージ版のみの販売となっている事が多い。
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