犯行動機についての供述
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/11/23 06:34 UTC 版)
「連続大量差別はがき事件」の記事における「犯行動機についての供述」の解説
犯行動機について 最初は興味本位だったが、やってみるとおもしろかった。また、やっている間に『義務感』のようなものも芽生えてきた。 被害者とは一面識もないし、被差別部落や部落解放同盟についても知らない。本で読んだ知識だけだ。犯行直前まで関心もなく全然知らなかった。 解放同盟や被害者たちに別段はっきりした反感はない。解放同盟が出している差別事件の報告集を読んで、「気にくわないなあ」と思った。解放運動のことはよく知らない。 法廷での発言 大学卒業後なかなか就職できず、そのためストレスを抱えていた。 以前短期間勤めていた職場で、「部落問題は触れてはいけないタブーだよ」というような会話を聞いたことがあり、部落問題について充分な知識がなかったので、単純に「部落=タブー=恐いもの」と思ってしまった 事件前にたまたま図書館で読んだ部落問題の図書に強い影響を受けた。特に『同和利権の真相』という本を読んで、その内容を頭から信じ込んでしまった。 被差別部落は自分より下であるはずなのに、『同和利権の真相』に書いてあるような、ひどいことをしているのは許せない。差別して自分のストレスを解消しようと思った。 ハンセン病患者や在日朝鮮人もターゲットにしたことについて 自分は体制にたてつく者は嫌いだから。
※この「犯行動機についての供述」の解説は、「連続大量差別はがき事件」の解説の一部です。
「犯行動機についての供述」を含む「連続大量差別はがき事件」の記事については、「連続大量差別はがき事件」の概要を参照ください。
- 犯行動機についての供述のページへのリンク