犯行動機の変更
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 23:07 UTC 版)
美也子が辰弥と恋仲になるという設定は、必然的に里村慎太郎との結婚という犯行動機を変更することでもある。1977年版映画では美也子の義父が財産相続できる家族関係に変更して慎太郎への財産相続を不要としており、1978年版ドラマと1991年版ドラマでは田治見家への復讐を動機としている。関連して、1977年版映画では里村兄妹の存在自体が削除されているが、1978年版ドラマでは里村慎太郎が登場するにもかかわらず、美也子が田治見家の財産を相続させようとする設定が無く、慎太郎の役割が不明確になっている。1991年版ドラマでは、慎太郎による財産相続を単に田治見家への復讐手段としている。なお、1995年版ドラマは美也子が辰弥と恋仲になる設定ではないが、犯行動機を田治見家への復讐とし、里村兄妹は登場しない。
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