特許クレーム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/19 18:25 UTC 版)
2019年3月、ルクセンブルクを拠点とするSisvel(英語版)は、VP9とAV1に対する特許プールの情報を発表した。特許プールのメンバーには、JVCケンウッド、NTT、Orange S.A.(英語版)、Philips、東芝などが含まれ、 どの企業もAVC、DASH、HEVCのいずれかの特許プール向けのMPEG-LAへの特許をライセンスしている企業である。クレームが行われた特許の一覧は2020年3月10日に初めて公開された。一覧には、650件以上の特許が含まれている。 Sisvelが提示した価格は、ディスプレイデバイスごとに0.24ユーロ、VP9を使用しているディスプレイなしデバイスごと0.08ユーロである。ただし、エンコードされたコンテンツに対する特許のロイヤリティは求めていない。しかし、Sisvelのライセンスはソフトウェアに対しても免除されない。 Googleは特許プールを認識しているが、VP9またはAV1の現在または今後の使用計画を変更する予定はない。
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