とくはつせい‐そくわんしょう〔‐ソクワンシヤウ〕【特発性側湾症/特発性側×彎症】
特発性側彎症
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 03:21 UTC 版)
特発性側彎症とは、原因の分からない側彎症の総称である。この特発性側彎症が側彎症の80-85%を占めている。 発症時期により、 乳幼児側彎症 - 3歳以下で発症し、男児に多い 学童期側彎症 - 4~9歳に発症し、進行する例が多く見られる 思春期側彎症 - 10歳以降に発症し、多くは女子 に細分され、脊椎側彎症の多くが思春期脊椎側彎症であることから、小学校4年生から中学校3年生までの間が特に注意が必要とされる。およそ1:7の割合で女子に多く、その中でも初経前後の女子に多く発症し、やせ形の女子中学生でも発症しやすく、かばんの種類や睡眠時間などの生活習慣は関係ない。 体の発育や成長が止まるまで進行し続ける傾向があることから、発症年齢が若く、残っている成長期間が長いほど進行する可能性が高く、一般的に、骨成長が成熟期に達すると側弯が急速に進行することは無くなる。
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