特殊神事『鎮火祭』とは? わかりやすく解説

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特殊神事『鎮火祭』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/06 03:10 UTC 版)

鹿島御子神社」の記事における「特殊神事『鎮火祭』」の解説

鹿島御子神社では、特殊神事として『鎮火祭』という神事催行されている。この神事には祭神である天足別命に関する伝説がある。 天足別命当地にやってきた時、稚児というところへ仮宮設けた当時現在の鹿島地方では「大六天魔王」と名乗る賊徒暴れまわっていた。 ある朝未明大六天魔王賊徒天足別命仮宮襲い放火した天足別命直ちに「火伏せ神事」を行なって四方八方へと広がる猛火速やかに鎮めたそのとき鹿島大神神使である鹿多数現れ、川から濡れた笹を口に咥えて持ってきて、天足別命仮宮潤して火が再び燃えあがることに備えたのだという。その後天足別命御神徳によって、大六天魔王賊徒平定され、二度と横行することはなかったと伝わる。 鎮火祭は、上記伝説に基づく神事である。 毎年1月14日:「火伏祭午後6時法被姿の若者たちが町大通り民家一軒一軒に「火伏せー、火伏せー」と唱えながら神霊宿る御神水をかけて走り抜ける翌日1月15日早朝:「天燈籠祭」御神歌神楽奉納が行われ、天燈籠を掲げて旧社地神事催行される。旧社地からの帰り道神職沿道氏子たちから浄水かけられるその後神官は冬の寒さ衣冠氷結したまま社殿へと戻り天下の罪穢を祓い清め一年火伏せ祈願氏子崇敬者の諸祈願を行うという。

※この「特殊神事『鎮火祭』」の解説は、「鹿島御子神社」の解説の一部です。
「特殊神事『鎮火祭』」を含む「鹿島御子神社」の記事については、「鹿島御子神社」の概要を参照ください。

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