特定の国家に防衛を依存する国家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/16 03:34 UTC 版)
「軍隊を保有していない国家の一覧」の記事における「特定の国家に防衛を依存する国家」の解説
サンマリノ 儀礼的な軍隊はあるが、現代的な軍隊は保有していない。また政府は国防のために、16歳から60歳までの全国民を動員できる権限を持つ。防衛についてはイタリアが責任を持つ。 アンドラ 外交権限は自国政府が行使するが、常備軍は持たない。国防についてはスペインとフランスが責任を持つ。 マーシャル諸島 自由連合により国防の権限はアメリカが持つ。 パラオ 非核憲法を持つが、自由連合により国防の権限は米国が持つ。アメリカ軍実戦部隊は駐留していない。パラオ市民がアメリカ軍人として数多く採用されている。 モナコ フランスによって領土の防衛を約束されている。ただし緊急事態を除き同軍の派兵に際しモナコの要請・同意が必要。 サモア ニュージーランドとの友好条約に基づき、有事の際はニュージーランドが支援する。 クック諸島 防衛についてはニュージーランドが責任を負う。独立国として承認する国は少ない。 ニウエ 防衛と外交についてはニュージーランドが責任を負う。独立国として承認する国はごくわずかである。 キリバス 憲法で常備軍保有を禁じている。国防についてはオーストラリアとニュージーランドが保障している。 ナウル 国防軍は持たない。防衛については非公式ながらも、オーストラリアに委任している。
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