物部氏
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大連物部守屋(おおむらじもののべのもりや) 軍事力に優れ、八十物部(やそもののべ)と称されるほど支族の多い物部氏の頭領。熱心な神道派であり排仏派である。訳語田大王および豊日大兄王子亡き後、穴穂部王子を次期大王として強力に推薦するなど、ことごとく馬子と対立し、穴穂部王子亡き後は彦人王子を擁立すべく、蘇我氏と一戦を交えることとなる。本作では、戦闘中に常人離れした現れ方の厩戸の姿に強い恐怖を抱き、心臓発作を起こして死ぬ。 物部梯麻呂(もののべのはしまろ) 守屋の息子。蘇我氏との戦で討ち死にする。 物部贄子(もののべのにえこ) 守屋の弟。戦に敗れ一時は囚われの身となるが、その後は畝傍に細々と蟄居している。 中臣勝海(なかとみのかつみ) 朝廷の神道を祀る氏であり、物部氏の一派である。穴穂部王子亡き後、彦人王子を次期大王に擁立するため、居所である水派宮を訪ねる。物部との関わりで蘇我の怒りを買うことを恐れた彦人王子の命により、門前で警護にあたっていた吉備海部羽嶋に制止されるが、強行突破しようとして迹見赤檮と名乗っていた淡水によって暗殺される。
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物部氏
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地方には物部連とは系統の異なる物部氏が多数存在した。 笠原使主の子・兄麻呂を祖とする武蔵国造族の物部直。 飯入根命の子・宇乃遅命を祖とする出雲国造族の物部臣。 夏花命を祖とする上毛野国造同族の物部君(磯部氏)。 米餅搗大使主命の8世孫・額田臣と武蔵臣の兄弟を祖とする物部首。
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