父の作家業への貢献
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/16 16:49 UTC 版)
「村上知子 (作家)」の記事における「父の作家業への貢献」の解説
母の没後、眉村が妻のために書いたショートショート集『僕と妻の1778話』発行時には、「両親の1778日」の題で解説を寄せる。眉村は文章の書き方自体を教えたことはなく、「うまく書こうというより、正確さを心がけよ」と言ったのみというが、内容について「『やられたな』と思った」と語っている。このショートショートが『僕と妻の1778の物語』として映画化される際には、映画会社との交渉や連絡、段取りなどの秘書業務を担当する。 眉村の遺作『その果てを知らず』にあたっては、終盤は眉村が入退院を繰り返していたため、口述筆記や、パソコンでの清書などで、執筆を支える。眉村の没後の翌2020年(令和2年)、眉村が第40回日本SF大賞の功績賞を受賞し、故人である父に代わって受賞の言葉を述べる。 未婚であり、子供もいないが(2020年12月時点)、眉村の作家業への貢献について「夫や子供がいたら、ここまでできなかったんじゃないかなとも思います」と語っている。
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